本規約は、一般財団法人但馬地域地場産業振興センター(以下、「センター」という)がCoworking Space FLAP TOYOOKA(以下、「本施設」という)において提供するサービスについて利用条件を定めるものです。本施設を利用される前に、必ず本規約を確認のうえ同意され、本規約の条件を遵守してください。

(目的)

第1条　本施設は、新規ビジネスや事業活動を行うことを目的に、会員が集い、出会い、交流する場であり、創業を支援し、異業種交流を推進することで地域の新たなつながりや新しいビジネスが生まれていくことを目指すものです。

(会員)

第2条　会員希望者は、本規約を承諾のうえ、会員の利用を申込むものとします。

• 2.本規約における会員とは、前項に基づく会員の利用申込みに対し、センターが承諾した者とします。
• 3.会員には「個人会員」、「法人会員」及び「一時利用会員」があります。
• 4.会員は、会員として有する権利を第三者に譲渡や貸与することはできません。

(営業日・利用時間)

第3条　本施設の営業日は1月4日から12月28日までです。

• 2.個人会員及び法人会員は、前項の営業日の午前9時から午後10時まで利用できます。
• 3.一時利用会員は、第1項の営業日の午前9時から午後5時まで利用できます。
• 4.施設・設備の点検等のため、臨時で休業する場合があります。

(契約期間)

第4条　会員の契約期間は、以下のとおりです。なお、個人会員及び法人会員の入会日は入会する月の1日とします。ただし、1日が本施設の休業日の場合は、翌営業日とします。

(会費)

• 2.個人会員及び法人会員で、契約期間満了後も継続して利用する場合は、継続利用を開始する月の前月の末日までに前項の契約期間に応じた額を支払ってください。なお、期日までに支払いが無い場合は、会員登録を取り消す場合があります。
• 3.原則、会員から受領した料金は返金いたしません。
• 4.前項の規定にかかわらず、契約期間が6か月の個人会員及び契約期間が12か月の法人会員が、契約期間満了前に退会を申し出た場合には返金を行います。ただし、退会の申し出のあった月を含む利用月数に個人会員は1か月あたり5,000円、法人会員は1か月あたり10,000円を乗じて計算した金額が受領済み会費の額を下回った場合にその差額を返金します。
• 5.一時利用会員はお帰りの際に、当日の利用料金を現金でお支払いください。なお、当日の利用時間は、ICカードを受け取った時間からICカードを返却した時間までです。
• 6.センターは会員から依頼が無い限り、領収書の発行はいたしません。

(ICカード)

第6条　個人会員、法人会員及び一時利用会員には、入会時にICカード(以下、「カード」という)を発行します。個人会員及び一時利用会員には1枚、法人会員には2枚発行します。

• 2.前項で発行したカードは、個人会員及び一時利用会員は会員登録した本人のみが使用できます。なお、法人会員は会員登録した法人の社員等が使用できます。
• 3.個人会員及び法人会員はカード1枚につき3,000円、一時利用会員はカード1枚につき1,000円のカード保証金を入会時に現金でお支払いいただきます。
  なお、一時利用会員がカードを破損、紛失等された場合は、追加で2,000円を徴収します。
• 4.前項に定める保証金は、会員の退会時に返金します。

(施設・備品利用)

第7条　会員は、以下の範囲に応じて部屋の貸切りや備品を利用することができます。

• 2.コワーキングスペース及び会議室の予約申込みは、利用予定日の3か月前からからできます。

※1　コワーキングスペースの利用時間及び貸切料
(貸切料にはプロジェクター、スクリーン、音響機器等の使用料を含む)

※2　会議室の利用時間及び利用料

(キャンセル料)

第8条　コワーキングスペース、会議室の予約をキャンセルされる場合、キャンセル日に応じて以下のキャンセル料が発生します。

• 2.キャンセル料は現金でお支払いいただきます。なお、お支払いされない場合は、会員登録を取り消す場合があります。

(同伴者の利用)

第9条　個人会員及び法人会員の同伴者が本施設を利用する場合は、本規約を遵守いただくものとし一時的な利用を許諾します。なお、混雑時には同伴者の利用をお断りする場合があります。

• 2.同伴者は、個人会員1名につき1名、法人会員1名につき3名までとします。
• 3.前項に定める同伴者は2時間以内に限り、本施設の利用を無料とします。同伴者が2時間を超えての利用、同じ同伴者の同日2回目の利用、前項に定める人数以上に関しては一時利用会員として申込みのうえ、利用してください。
• 4.本施設内でセミナーやイベント等を開催するため、個人会員及び法人会員がコワーキングスペース及び会議室を利用する場合は、第2項に定める人数を超え、コワーキングスペース及び会議室の定員までの利用を許諾します。

(利用にあたっての留意点)

第10条　会員は本施設の利用にあたり、次に掲げる事項を遵守してください。

1. (1)本施設の住所は、事務所登記等に利用しないでください。
2. (2)郵便物の発送及び受取りは行っていません。
3. (3)会員の私物、所持品、貴重品は会員自らの責任をもって管理するものとします。なお、盗難等の損害が発生しても、センターは一切責任を負いません。
4. (4)家具類の移動や、机・椅子等に私物を置くことでの場所取り等を行うことはできません。また、私物等を放置しての退出はご遠慮ください。
5. (5)ゴミは分別し、所定のゴミ箱に廃棄してください。
6. (6)他の利用者の迷惑にあたると判断した場合、入室をお断りすることや、退室して頂くことがあります。
7. (7)施設内での写真撮影は可能です。ただし、他の利用者が写ってしまう場合は、利用者本人に撮影の許可を得てください。また、インターネット上に公開する場合は、特に周りへの配慮と注意をお願いします。

(会員情報の更新)

第11条　会員情報に変更があった場合、会員はセンターに対し、速やかに変更内容を通知するものとします。

• 2.前項の通知を会員が怠り、センターからの通知や書類等が延着、未着による被害や損害が生じた場合でも、センターは責任を負いません。

(損害賠償)

第12条　会員が故意又は過失により、建物ならび備品、他の会員等に損害を与えた場合は、これにより生じた一切の賠償をしなければなりません。

(利用の制限)

第13条　本施設内でセミナーやイベント等が開催される場合、センターは会員の本施設の全部又は一部の使用を制限することができるものとします。この場合、センターは会員に対して事前にホームページや掲示板において告知するものとします。

• 2.前項の規定にかかわらず、センターは、次に掲げる事由により、事前の告知をすることなく、会員の本施設の全部又は一部の使用を制限することができるものとします。
  1. (1)設備の保守、点検、修理等を行う緊急の必要が生じた場合
  2. (2)火災、停電等の事故により会員へのサービスの提供ができなくなった場合
  3. (3)天変地異等により会員へのサービスの提供ができなくなった場合
  4. (4)その他、やむを得ない事由により会員へのサービスの提供ができなくなった場合

(免責事項)

第14条　次に掲げる事由により会員が被った損害について、センターは責任を負わないものとします。

1. (1)地震、水害等の天変地異や火災、暴徒等の不可抗力による災害、停電、盗難、ITインフラ等通信設備やその他諸設備の不調や故障及び偶発事故、その他センターの責めに帰すことのできない理由
2. (2)本施設の造作及び設備等の維持保全のために行う保守点検、修理等による損害
3. (3)会員が他の会員やその他の第三者の行為により被った損害

(迷惑行為の禁止)

第15条　本施設内において次に掲げる行為を禁止します。

1. (1)指定された場所以外での飲食
2. (2)飲酒(センターが許可したイベント等を除く)
3. (3)喫煙
4. (4)動物の持込み(センターが許可した盲導犬、聴導犬、介助犬等を除く)
5. (5)センターの許可なく看板、ポスター、チラシ等の広告物を貼る等の行為
6. (6)危険物の使用や持込み
7. (7)本施設利用者の迷惑となる音、振動、臭気等を発する行為ならびに物品の持込み
8. (8)その他、公益を害する恐れがあるとセンターが認めたとき

(利用を拒否する者)

第16条　次に掲げる者又はそれに関連する者は、本施設の利用ができません。

1. (1)本施設の目的に適さない者
2. (2)法令に反する事業を行う者及び反する恐れのある事業を行う者
3. (3)公序良俗に反するとセンターが判断した者
4. (4)性風俗関連の事業を行う者
5. (5)暴力団関係者及びそれに関する事業を行う者
6. (6)その他、センターが不適当と認める者や団体

(退会)

第17条　個人会員及び法人会員が退会を希望する場合は、退会日の属する月の末日までにセンターが指定する手続きを行い、退会するものとします。

• 2.退会される場合は、入会時に発行したカードを速やかに返却してください。
• 3.退会月の末日を過ぎても荷物を撤去されない場合はセンターが処分します。

(契約の解除)

第18条　会員が次に掲げる事由に該当する場合、センターは当該会員による本施設の利用を制限しもしくは当該会員との会員契約を解除することができるものとします。また、その際にセンターに損害を与えた場合、会員はその費用を負担するものとします。

1. (1)申込時の情報や書類に虚偽があったとき
2. (2)会費や使用料を支払わないとき
3. (3)本施設の利用者に対し、著しい妨害や損害を与える恐れがあるとセンターが判断したとき
4. (4)本施設を故意又は重大な過失により毀損したとき
5. (5)本規約に違反したとき
6. (6)会員に著しく信用を失墜する事実があったとき
7. (7)その他、センターが会員との契約を解除すべきと判断したとき

(個人情報の取り扱い)

第19条　会員からお預かりした個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス等特定の個人を識別することができる情報)は、本施設の運営管理の目的にのみ利用するものとし、これを厳重に管理し、漏えい、不正流用等の防止のために適正な対策を講じます。また、第三者に無断で提供又は開示することはありません。

(守秘義務)

第20条　契約期間中に他の会員等の秘密情報を知ってしまった場合、会員は、善良な管理者の注意をもってその秘密情報を厳重に秘匿する義務を負い、SNS、ブログ等一切のインターネット上あるいはその手段の如何によらず、第三者に開示し又は漏えい、公開若しくは利用してはなりません。

• 2.会員が前項の内容に反した場合に発生した事案の一切に対し、センターはその責任を負いません。

(規約の遵守)

第21条　会員は、本規約及びセンターの定める諸注意を厳守し、センターの指示に従うものとします。

(準拠法及び管轄裁判所)

第22条　本規約の解釈・適用は、特段の定めのない限り、日本国法に準拠するものとします。また、本規約に関し訴訟の必要が生じた場合は、センターの所在地を管轄する裁判所を管轄裁判所とします。

(規約外事項)

第23条　本規約に定めのない事項及び管理運営上必要な事項は、センターがこれを定めるものとします。

(規約の改訂及び効力)

第24条　センターは、本規約及び本施設の運営に関する事項を改訂することができるものとし、その効力は全ての会員に及ぶものとします。